娘と私：みかまんこぼれ話：SSブログ

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娘と私 [編集]

先日、めずらしく時間のあった娘と買い物に出かけた。

お友達の結婚式や、クラブに行く時の服が欲しいと探しに出かけた。
不景気になってから、どこのデパートも品揃えがイマイチ？
なかなか見つからない。

最後にジュシークチュールに飛び込んだ。

娘は、私と違ってブランド嫌い。
「分不相応」とブランドバッグなんかには目もくれない。
いくら私の持って行けば？って言っても使わない。
ジューシーも「あれは白人の若い子の可愛い系で、高いし」なんて言ってた。
だから今まで、ちゃんとお店で見たことなかった。
でも、案外気に入った物が見つかり、試着に。

娘は、私と違って買い物に慎重。
決して贅沢もしない。
何度も試着をし、考える。
お店は夜８時半で閉店で、気がつけばもう９時！
お店の人は、全然大丈夫、急がないでとお水までくれちゃう。
おかげでゆっくり決める事ができた。

娘は、私と違って保守的？
私は自分の年齢も忘れたようなデニムのショートパンツを見つけ、
かわいい、かわいい！と大喜び。
娘に若過ぎ？て聞いたら、「ま、いいんじゃない．」と半ば呆れながらもOKが出た。

その短いデニムをちょっと履いてみるって言うので、履かせてみたら、
やっぱり若さ！！素足は綺麗で、良く似合っていた。
何故いつも隠そうとするのか私には理解できない。
私なんて、歳の分だけ衰えた足を世間様にさらしてご迷惑をかけてるのに。
何かって言うと、短いから下にレギンスはくとか｡｡
ホント、若いのに何故もっと自信を持って大胆にならないのって思う母。

娘は、私と違って働き者。
家でのんびり暮らしている私に比べ、昼夜働く。
仕事をサボったりした事もない。

娘は、私と違ってミーハーじゃない。
キムタクのドラマは見ない。
たま～に見てるのはエチカの鏡ｗ

７月にはここを引き払い、念願の日本での暮らしを始める。
東京で家を探し、職を探し（このご時勢に！）、新しい生活を始める。
３歳でアメリカに来たから、本格的な暮らしはこれが初めて。

一緒に暮らしてもそう会話も多くない私達。
娘はどちらかと言えば物静か。私はおしゃべりだけど。
でも、着かず離れず、互いを認めているって自負してるのは私だけかな。

ブランド嫌いの娘だけど、バーキンはいつか譲るねって言ったら、「うん」って返事が返って来た。
なんだか嬉しい、８マンに話したら［いい感じやないか」って。

一緒にファッションを楽しめるって嬉しい。
夫や、息子達の服を買いに行く時も楽しいし、意見を素直に聞いてもらえるってことは
まだ私の感覚は若い？悪くないかな、なんて自惚れている。
でも、娘と一緒に試着室であれこれ、あーでもない、こーでもないと言い合うのは
又格別。「オマエの物より娘に買ってやってよ！」と８マンのセリフ。

うん、娘がお洒落になるって嬉しい事だもの。

一人立ちしてゆく娘だけど、私はどこか安心している。
彼女のペースで、彼女の力で、ちゃんとやってゆくだろうって思えるから。
たった一人の娘。
生まれてきてくれてよかった

買って２回しか履かなかったこのサンダル。
JJのヤツがストラップを食べちまった。
しかも、翌朝、ゲーゲーと吐き出した。
残ったのはストラップについてたバックルだけ。
サングラスもかじられ、カーペットもかじられ。。。
ま、教育が悪い、親のせいです。

2010-06-14 08:16 nice!(12) コメント(6) トラックバック(0)

nice! 12

なんかほんのり、、と言う感じのイメージの記事で、
いいですね。。

とと、それより、ここのフォントが好ましくてびっくりです。
by アキオ (2010-06-14 18:02)

バブルを知らない、今の若い人たちは基本的にほとんどブランド品に興味がない、ってテレビでも特集していました。微妙なところですが、よいものを見極める目はもって欲しい、と思いますしね。難しいところですね。
by もりけん (2010-06-15 01:44)

うちのおかんは、おでにアンタは地味だ地味だと言います。
もっと大胆な服を着て欲しいようだが、
それは無理ですと、安心な服を選んでしまうのですー。
「生まれてきてくれてよかった」
親に言ってもらう、なによりうれしい言葉だと思うー。
お嬢さんがうらやましい！！
by misso (2010-06-16 06:33)